再織体験
~一度織り上げた生地を裁断し、それを糸として、再び織り上げる~
再織(さいおり)の魅力は、まずその滑らかな手触り。まるで赤ちゃん肌を撫でているような柔らかさと弾力が心地良さ。一方で、吸水性と耐久性に優れ、普段使いができる実用性を兼ね備えています。
その歴史は古く、明治10年まで遡る。高野口で生まれた手織りの再織は、海外にも輸出され好評を博すなど一時代を築きました。
技術が日々進歩する現代でも、職人の手作業が必要な再織は1日に15メートルほどしか製織できず、そうした丁寧な仕事への信頼と製品の美しさから、贈り物に重宝され、「本当に良い物を贈りたい」という人の想いを届ける逸品となっています。人が人を想う気持ちは、いつの時代になっても変わらず、一本の糸で織りなす再織ハンカチは、時代を超えて人と人を繋ぐ想いの形となっています。
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