高野山麓ツーリズムビューロー

 世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産がエリア内には点在します。寺社仏閣だけではなく、いにしえより多くの人々が歩いた祈りの道も「参詣道」として世界遺産に登録されています。

黒河道

 黒河道(くろこみち)は、麓のまち・橋本から高野山までの最短距離を行く近道とされ、また、大和国からの参詣客がしばしば利用することから「大和口」とも呼ばれました。険しい道が特色で、急坂が多いのですが、文禄3年(1594)の豊臣秀吉の高野参詣の帰途に用いられたことが文献にみえ、高野参詣の主要ルートであったことがうかがえます。

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三谷坂

 高野山開創を考える上で重要な丹生都比売神が最初に降臨したとされる丹生酒殿神社と丹生都比売神社を結ぶ重要なルートで、明治期には丹生都比売神社が県社から官幣大社に昇格したことを知らせる勅使が通ったことから、「勅使坂」とも呼ばれています。

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町石道

高野山町石道は、弘法大師・空海が高野山を開創した際、木製の卒塔婆を建てて道標とした表参道です。

弘法大師はこの道を通り、月に9度は山をおりて麓の慈尊院に滞在していた母のもとに通われたといわれ、現在の地名「九度山」の由来となりました。やがて、大師信仰の広まりとともに多くの人々が参拝に訪れるようになり、高野山へ通じる7つの道が開かれ、「高野七口」と呼ばれました。

中でも高野山町石道は主要参詣道として利用され、町石は単なる道標ではなく、参拝者が卒塔婆形町石に礼拝をしながら山上を目指したことを今に伝えています。

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丹生都比売神社

 1700年以上前の創建で、紀伊之国一之宮です。天照大御神の妹神である「丹生都比売大神」を祀る全国の総本社。弘法大師・空海はこの神社の社地の一部を授かり高野山を開山。大神は壇上伽藍の御社にも祭られています。朱塗りが美しい太鼓橋は淀君の寄進と伝わっています。

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