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伝統工芸と産業体験

日本刀鍛錬体験

日本が世界に誇る逸品「日本刀」。高野山麓・かつらぎ町の弘法大師空海ゆかりの里「天野」にある日本刀鍛錬道場では、若き刀鍛冶職人による匠の技に触れることができます。

真っ赤に熱せられた鉄を小槌で叩く迫力はまさに圧巻。一連の鍛冶工程の見学のほか、職人から直々に教えてもらいながら、小刀やペーパーナイフを製作する体験も可能です。


紀州へら竿 製作体験

高野山麓・橋本に100年以上根付く伝統的工芸品「紀州へら竿」。自生する竹から作るこのヘラブナ釣り専用の竿の製作の一部を、伝統工芸士の師匠から直接教わることができます。竿づくりに重要な製作工程の「火入れ」「穂先削り」のほか、竹小物づくりが体験可能です。

紀州へら竿 ヘラブナ釣り体験

竿師の職人の魂がこもった「紀州へら竿」を使い、「へら竿の聖地」とされる高野山麓・橋本の隠れ谷池でヘラブナ釣りに挑戦してみませんか?レンタルのへら竿とエサ付きで、希望すれば竿師の職人から手ほどきを受けることも可能。初心者でもヘラブナ釣りの醍醐味を味わうことができます。


伝統産業 テディベア製作体験

高野山麓の橋本市は、毛が織り込まれた生地「パイル織物」の一大生産地です。そんな橋本市には、地元のパイル織物の生地を使用した、全国でも数少ない純国産のぬいぐるみメーカーがあります。

ぬいぐるみメーカーの職人から直接教えてもらいながら、綿入れや顔の縫い付けなど、一番大事な製作工程を体験することができます。自分だけの宝物に、または大切な方へのプレゼントに、世界に一体だけのテディベアを作ってみるのはいかがでしょうか?


郷土食 柿の葉寿司づくり体験

和歌山や奈良の郷土料理として、広く愛されてきた「柿の葉寿司」。古くは家庭の味として、今ではおみやげの定番としても、多くの人に馴染みが深い高野山麓地域の伝統食です。

この体験では、各地に店舗を構える老舗の名物社長から、柿の葉寿司の歴史や作り方を直々に教えてもらうことができます。体験でつくった柿の葉寿司はもちろんお持ち帰り可能。あの名店の味を、あなたの手で作ってみませんか?


高野山伝統 ごま豆腐づくり体験

精進料理の中で、貴重な栄養源として修行僧を支えてきた伝統食「ごま豆腐」。高野山の名物としても広く知られています。名前に「豆腐」と付いていますが、実は大豆は使われていません。

厳選された練りごまと、高級食材「吉野葛」の粉を使って、丹精込めて作られるのが、本場のごま豆腐です。聖地・高野山に店を構える名店のご主人から、上品な甘みが特徴のごま豆腐のレシピを学んでみましょう。


老舗和菓子づくり体験

明治44年(1911年)創業、地元住民から愛される老舗で甘くて美味しい和菓子をつくることができる体験です。四代目のご主人からマンツーマンでつくり方を教えてもらえるので、味は折り紙付き。

定番のどら焼きや練り切りのほか、季節の果物を使ったフルーツ大福づくりも人気。作った和菓子は持ち帰り可能。また、風情溢れる店舗の一角の和室でゆったりとした雰囲気の中、お茶と一緒にいただくこともできます。


伝統産業 レトロ工場見学

高野山麓のまち・高野口町は明治時代からパイル織物の生産地と知られ、日本一の生産高を誇っています。パイル織物とは、織物の基布に毛(パイル糸)が織り込まれている有毛布地のことで、現在ではエコファー(フェイクファー)から電車の座席シートまで日常に溶け込んでいます。高級感あふれる織物で、毛が抜けにくく丈夫で長持ちするのが特徴です。

この高野口町にあるレトロな織物工場を見学してみませんか?新幹線のシートや国会議事堂の椅子、有名ブランドの服地から、液晶テレビの生産に使う特殊生地、エチケットブラシなど日用品まで様々な用途の織物が作られる工場の製造過程を間近に見ることができます。


高野山麓 老舗酒蔵見学

高野山麓・かつらぎ町の老舗造り酒屋「初桜酒造」。いにしえの時代から多くの人々が行き交った大和街道沿いにあり、登録有形文化財である主屋には、かつて酒を求める人が馬を繋いだ格子が残っています。

紀の川の上流に位置することから「川上酒」と呼ばれ、全国に名を馳せたこの地の伝統の日本酒を、昔ながらの自然醸造で現代に伝えています。この伝統の酒造を見学するツアーでは、併設の直売所で、試飲やおみやげの購入も可能です。