English Site

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」


高野山と山麓の世界遺産をご案内

高野山も構成資産の一つとなっている世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」。2024年で登録から20周年を迎えます。高野山と山麓の構成資産をご案内するガイドツアーを承っています。


高野山 大門

高野山の総門。高さ約25メートル、横幅約21メートルの大楼門。大門の両脚には高さ4.8mの金剛力士像が安置されています。天候が良い日には遠く淡路島が眺望でき、参詣者の目を癒しています。


壇上伽藍 根本大塔

高野山の象徴的な建造物といえる壇上伽藍の根本大塔。真言密教の根本道場におけるシンボルとして建立されたため、古来より根本大塔と呼ばれています。多宝塔様式としては日本最初のものと言われています。

本尊は大日如来。周囲には金剛界の四仏が取り囲み、16本の柱には十六大菩薩、四隅の壁には密教を伝えた八祖像が描かれ、堂内そのものが立体の曼荼羅として構成されています。


壇上伽藍 金堂

高野山開創当時、弘法大師空海によって最初期に建設された金堂。当時は講堂と呼ばれていました。平安時代半ばから、高野山の総本堂として重要な役割を果たしてきて、現在も重要行事の多くがこの金堂で執り行われています。


周囲を山々に囲まれた高野山では、四季の移ろいをはっきりと感じ取ることができます。特に、秋の時期は参道の木々が美しく紅葉し、参詣客の目を楽しませます。

高野山の居住人口約2500人のうち、僧侶は約700人。人口の3割近くが僧侶という、日本で他に類を見ない宗教都市である高野山では、山内各地で修行に勤しむ僧侶の姿を見かける場面があります。


阿字観体験

真言密教独特の瞑想法「阿字観」。サンスクリット語の「阿」の字を観ながら瞑想を行うことで、「世界と自分はひとつである」ことを実感することができます。


丹生都比売神社 特別参拝

高野山麓・かつらぎ町天野地区にある丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)は、弘法大師空海の高野山開創に深くかかわり、以来、高野山の鎮守社として密接な関係を保ってきました。世界遺産の構成資産でもあるこの神社で、神職から貴重なお話を伺いながら、特別参拝を行うことができます。

また、拝殿にて執り行われる雅楽演奏や神前神楽をご鑑賞いただくこともできます。世界遺産の神社で、優雅な調べを堪能しながら悠久の歴史に思いを巡らすのはいかがでしょうか。


紀州九度山 真田鉄砲隊

戦国武将の真田正幸・信繁(幸村)親子が幽閉され、戦いに備えて雌伏の時を過ごしていた高野山麓の九度山町。毎年開催される「紀州九度山真田まつり」で真田軍に扮する鉄砲隊による演武や殺陣(たて)を見学いただけます。